赤ちゃんにも良いクラシック~フォスター 歌曲集
フォスターは、俗に"アメリカのシューベルト"といわれる。
彼の生涯は「歌、歌、歌」で終始したシューベルトと同じく、また、その歌がくめどもつきない豊かな旋律でつづられている点、それに、希有のお人よしだった点も、シューベルトとよく似ていた。
その彼は、一八六四年の一月一三日、三十八歳という若さで亡くなっている。
フォスターは、子供のころ、女中さんに連れられて、黒人たちの集まる寄席や教会に出入りしているうちに、黒入たちの口ずさむ旋律をほとんど自分のものとし、そして、それらの旋律を自由に使い、全部で約百六十曲もの歌曲を書いた。